本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第2章 春
ピピピピ…ピピピ…カコッ
「ふぁぁっ…朝かぁ」
あたしは佐藤 雪乃(サトウ ユキノ)
16歳、今日から高校2年生!!
新学期かぁ…
クラス、誰と一緒だろう…。
ちょっと楽しみ(^^)
「雪乃~、遅刻するよー!!」
「ほーい!!」
あたしは着替えて部屋を後にした
1階へ降り、朝食を食べて
学校に向かう
「雪乃~、おっはよ!」
「沙希~、おっはー」
「今日から2年だねー」
「だね~」
あたしに話し掛けてきたのは
小学校からの親友、牧野 沙希(マキノ サキ)。
あたし達はクラス表を見に行った
えーと…あたしは…
あった!
「…4組か」
「えっ、雪乃も4組!?」
「沙希もっ!?」
「うん!!」
「やったぁ!
また一緒になれたっ」
「良かったぁ~」
あたしと沙希は…不思議な縁で
結ばれてるみたい…
小学4年くらいから
クラスがずっと一緒なのだ
中学のクラス替えも…
何故か絶対沙希と一緒だった…