本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第10章 頭痛
目が覚めると
輝はもういなかった
今日は用事があったらしく
9時には起きて
帰ったらしい
「今日暑いなぁ…」
そろそろ夏だもんね……
ズキンッ
っ…
ズキッ
「痛いっ!!」
ズキッ…
「い…たぃぃっ」
あたしの声に気付いたのか
お母さんがこっちにきた
「どしたの!?」
「頭っ…」
ズキンッ
「っ…痛いっ」
「大丈夫!?」
ズキッ クラッ
「っ…目眩が…」
「雪乃、もう病院行こっ!」
あたしはお母さんに連れられて
病院に行く事にした
だが……この後
今まで以上に病院が
嫌いになったのだ
「え………今…なん…て」