本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第2章 春
「誰だれ~っ??
同じクラスの子っ?」
あたしはワクワクしながら
聞いてみた
「うぅん、違う~。
2組の子なんだぁ…。
でも、1年の時は同じクラスだった!」
「え、誰~??」
「遥斗くんだよー」
遥斗……遥斗…
「あぁぁ!!
一ノ瀬遥斗(イチノセ ハルト)くんか!!」
「うん」
「で、どうすんの?
告んのー??」
「んー、告ろうかなとは思って
るんだけどね~」
「そっかぁ…。
いつでも相談してね!
応援するし、協力するからっ」
「うん、ありがと~!
雪乃ほんといい子だね…」
「いやいやいや、全然ですw」
「いい子だよーw
雪乃も好きな人出来たら教えてね。
私も協力するから」
「うん、わかった(^^)」
沙希と話していたら
いつの間にか家の前だ
「じゃあ、また明日!」
「うん、じゃね~♪」
沙希は手を振りながら
歩いていった