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本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~

第12章 海


あたし達は

「………」

ポカーンとしていた

すると輝が

「お前って結構ロマンチスト
なんだなw
運命ってwwwメルヘンやなww」

何故か関西弁の輝

「うっせぇよ。
そうゆうお前らはどうなんだよ~」

「えっ…」

「あ、それ私も聞きたいw」

あたし達にふるんですか…

まぁ、その質問したのあたしだが…


すると輝は話し出した

「俺と雪乃は幼稚園が
一緒だったんだ。
けどある日俺は引っ越した。
でも、俺雪乃の事好きだったんだ。
最初は恋愛じゃなくて、ただ
大好きなんだなって思った。
でも、忘れられなかったんだ…。
こんな気持ちになったのは
初めてで…、中3の時やっと
気づいた、これが恋なんだって…
で、高校入ったら母さんに
仕事の用事でこっち戻るって
言われてさ、すっごく楽しみだった。
また雪乃に会えるって…。
そしたら、偶然クラスが一緒で、
むちゃくちゃ嬉しかった。
奇跡だって思った。
俺はまだ雪乃の事大好きだった。
だから…告白したんだ…。
最初は俺、完全に忘れられてた
んだけどなw」

「へぇ、それで佐藤はOK
したのか……って…佐藤!?」

「…ぇ……?」

「ど、どした雪乃っ、
どっか痛いのか!?」

あたしの目からは
いつの間にか涙が溢れていた…

「……っ…ごめん…大丈夫」

輝…ありがとう…っ

あたしも好きだよ…

今も…これからも…
ずっと大好きだよっ…

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