本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第12章 海
「…………ぇ」
「お願い、沙希」
「雪乃は……それでいいの…??」
「うん、輝を悲しませたくなきから」
「…っ……わか…った」
「ありがとう」
あたしは微笑みながら
沙希を撫でた
その後沙希は、あたしに抱き付き
ながら号泣した
あたしも…沙希を抱き締めながら
泣いていた
「そろそろ……輝達んとこ
戻ろっか」
「…うん」
「ほら…元気だして?」
「うん、そうだよね…。
一番辛いのは雪乃なのに…」
「大丈夫だから…ね?
戻ろ…」
あたし達は輝達のとこに
戻った