はぴねすっ!!!?
第16章 ドキドキのあとは
私は恥ずかしながらもとりあえずは落ちないように直に捕まる。
直も片手はしっかり私のことを支える。
「あらやだねぇ~何抱き合ってんのかなぁ?ここに来てずいぶん椿ちゃんは積極的じゃないの。」
「このチビが抱きついてきて離れねぇんだよ。足まで絡ませやがって!」
「おい、君。表現がおかしい。絡ませるじゃなくて巻き付けるでしょうが!てか、もうありがとっ!!降りるっ!!」
バタバタっと暴れて直から飛び降りる。
「なんかツッキー、猫みたい!」
「なんかわかる。嫌がるツンデレネコをやっとなつかせたかと思えば、いきなり我にかえったかのように暴れだして逃げるんだよなw」
「.....猫って水、嫌いだしな」
「お前ら、もうここ邪魔だから端によれって!あ、すいません!)
好き勝手ボーイズめ!勝手にペチャクチャと!
でも、さすがにここでは迷惑と感じたのかみんな確保してあったプールサイドのテラス席の方に移動し始める。
はぁ......なんか疲れる......