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はぴねすっ!!!?

第17章 過去の断片



「覚悟はできてるんだろうな?秋!」


「ごめんごめんごめんごめん!!!ぜんっぜんできてない!!!」




ぎゃぁーーーー!発射五秒前!!!!!



「優さんっ!秋と直が!」「椿ちゃんは避難ね。」

すると優さんがひょいと私を担いで移動開始!



おぅ、対応がなれてるぅ!



「ぎゃぁぁぁぁーーー」


どうやら発射してしまったようだ!



「山内先生、椿ちゃんと30分ほど散歩してきてください。」



「お、おぉ。」




バタン。



病室の外に避難成功。

優さんはまるで消防士が人命救助のため火の中に飛び込んでいくかのようにみえた。




「葉山、大丈夫か?俺、何か葉山に会うのが最後の気がしてならねぇ。」


「私も。優さんどうかご無事で。





ただね






ここ、私の病室なんだが。」








みんなに少しだけど話せて、受け入れてもらえて、暖かくて、今までにないくらい自分って幸せだ。




と思いつつ



病室は大丈夫だろうかと心配しながらその場をあとにした。



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