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はぴねすっ!!!?

第18章 薫から見た特別生

「趣味でね......ナイフが。


切り口とかで分かっちゃうんだよねぇ.....



ごめんごめん。怖がらせちゃったねぇ。」




「そ、そうなの?わかるもんなの?」



こいつも言えないように



「そういうもんなの。」





俺にも秘密があるんだよねぇ。


特別生のなかでも晶ちゃんしかしらない。




「え、と、大丈夫だよ?」



俺の暗い雰囲気を察してか椿ちゃんは俺の頭を撫でようとする。


が、身長が届かずデコを撫でてる。




ホント、いい子だよね。



「ハイハイ。なんとなく慰めてるんなら俺にもキスしてちょうだいよ~。」


「は?!なにいってんの?俺にもって」


でも、こいつに俺の秘密をいう気なんて更々ない。



「知ってるのよ~。晶ちゃんとのファーストきっす☆」



「!!っ見たの?!」


巻くこむわけにわいかねぇんだよ。



「バッチしね~。イヤー初々しい。大丈夫だよ~。他のやつらには言ってないから。

顔なんて真っ赤にしちゃって、たまーに晶ちゃん見て赤くしてるのもそれが理由だねぇ。」



「この覗き見18禁めーーーーーっっ!!!」







誰にも踏み込ませない、俺の秘密に。

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