はぴねすっ!!!?
第22章 憂鬱な優パパ
あれだな。パパだわ。俺。幼稚園児の。
なんやかんやでやっと落ち着いた特別室。
やっと自習かとおもったら
ピリリリ。ピリリリ。
まさか。
「もしもし?」
「優か?今学校か?よしよし父さんを助けてくれ!頼むよぉ~!!!間に合わないよぉ~!!!優~!!!」
「わ、わかったから。今からいくから。周りの社員にその調子で話さないでくれ!!」
今度はこっちの世話か。
「あら?優さん帰るの?お昼もまだだよ?」
「ああ。用事できたゃったからな?
いいか、お前ら。ちゃんとやっとけよ?おとなしくだ。」
はーい、というなんとも間延びした声を聞きながら俺は学校をあとにした。