はぴねすっ!!!?
第25章 買い物のお供は猿と18禁
「すみません。ありがとうございました。」
はぁ。
結局なかった。
学校かな?
とりあえず学校を探すのは明日にしてみんなに合流しよう。
少し小走りで走り出したとき右手をかるく引っ張られた。
「お、すげぇあたり!めちゃめちゃキレイな子じゃん?!」
あぁー.....
「ほんとだ。やべぇわ。
ね?君、これからちょっと来てほしいところあるんだけど。」
危ないナンパってのはわかるけど、
もっとうまい誘い方はないのか?!
ちょっと来てほしいところあるんだけどって明らか不自然だろ!!
「行きません。忙しいです。急いでます。はなしてください。」
とつめたーく突き放す。
全く。こんなのに引っかかる子なんているのかねぇ~。
あ、薫みたいになっちゃった。
「つめたーい。ツンデレ?
いいからいいから。」
「は?ちょ!!いたいって!!ねぇ!!」
だてにいかついやつらじゃない。
強い。両腕を捕まれて引っ張られちゃ、私なんて意図も簡単に連れていかれる!
「は、離してよ!!おい!!!」
いくらばたついても効果なし。
ヤバい。