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はぴねすっ!!!?

第4章 山内 富希


「......え?」

「私と......関わらないで......」

「お前....」

「関わっちゃダメだって....」


「お、落ち着けよ」

「ダメなの!!!大切な人はみんないなくなるのっ!私のせいなのっ!!もう...失いたくないの....わ....たし」

「わかったから」

「みんな....い、なく....なっちゃ....」

「もう言うな」

俺はそっと今にも壊れてしまいそうなこいつをそっと抱き締める。

「大丈夫だ。俺は不幸になんかならない。だからもっと関わっていいんだよ。特別生のやつらも。あいつらは柔じゃねぇ。そんじょそこらのやつとはちげぇ。辛いなら頼っていいんだよ。」


「....ふぅっ....」

「あぁーもう我慢しないでおもいっきり泣け!俺はいとこだろ?つまり



家族だ。」

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