はぴねすっ!!!?
第26章 助っ人は頼れるリーダー
自己紹介って、お前ね.....
となかばあきれた様子を見せつつも晶は私の悩みに答えてくれる。
「あんまり、細かいことは俺からは言わないほうがいいと思うから.....
ヒント程度、だな。
直は多分.....ピアノのコンクール関係だろうな。」
「コンクール?」
「そ。確か、期末の最後の日が本番。だから、その練習だろ?」
そ、か。
でも、何で.....寂しいなんて.....
「んで、薫のことだけど。
あいつは.....
そうだな。
俺らのなかで一番強くて怖くて危険を伴うってところか。」
え?
「何?教えてはくれないの?」
「だから、ヒント程度だって。それこそ本人からきいたほうがいい。」