はぴねすっ!!!?
第29章 望んでいたはずの日々
真琴ちゃんを残して教室を出た。
どこから行こうか。
「椿っ!!」
「......」
レイラ......
「ちょっと!あんたさ、何失踪してんのよ!ビックリしたじゃない!」
「別に。レイラには関係ないよ?」
「は?」
「私がどこでなにしようと勝手じゃない?」
「ちょ、何いってんの?友達、なんじゃないの?」
ずきん。
「......友達、ってさ。
片方がそう思ってるだけじゃ、友達って言わないんじゃない?」
ずきん。ずきん。
「......どういうこと?」
心が
「私は、やっぱり友達って思うの無理だったわ。レイラのこと。」
ちぎれる。