はぴねすっ!!!?
第32章 ほんとの気持ち
私の寝ていた保健室のベッドの回りにはみんながいた。
富希もいた。
「椿、もう、平気か?」
心配そうに話しかけられる。
「うん。
多分、平気。
ごめんなさい。心配かけて。」
ホントに迷惑かけた。
強姦まがいなことされたとはいえ、殴ったりして問題にならないのだろうか。
「......さっきのやつらは退学になった。」
「ほんとは地獄の業火であぶってやりたいけどな。」
春、怖くなったね......
「でもよー、椿ちゃんもちゃんと俺らに話してくれない?何があったか。」
そうだよね。
こいつらは本気で心配してくれてる。
もし、変にこのまま黙っててまた今回みたいに迷惑かけるのは、もう、いや。
「え、と......何からはなそう......。」
問題がありすぎてどこから手をつけていいのやら。