はぴねすっ!!!?
第33章 日名川 麗羅
「でも、薫は気づいてたの。
だから、薫はわざと学校で私とは距離をおいて冷たくした。
私は、たまたま従兄妹だから住んでるだけで、全く関係ないって示そうとしたの。」
「......あの、でも。
もし、ヤクザの子の従兄妹なんて知ったら、みんな怖がるんじゃないの?」
「それは、私がかなり地味だったからね。
笑っちゃうわ。髪はミツアミ、分厚いメガネだったもの。」
「えええええ!!全く今と違う!!」
イメチェンもいいとこだ!!
「中学から変えたのよ。全部。
中学に上がるときにね、養子に出されたの。」