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しかし、結局試験が終わるまで、直はなにも書かなかった。







そして、その他の試験でも、直はある程度解いたらやめてしまう。






なんなんだ？















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「直！！」





今日の試験も受け終え、サッと出てってしまった直を追いかける。






「ﾝだ。くそちびかよ。......はぁ。残念。」





「なっ！残念って、あんたは一体何を期待してたんだ！！！」







「もっとこう、大人しい、清楚な、落ち着きのある女子に告白でもされんのかって。」





おいおい、私と正反対のこじゃないか！！





「あんたみたいな猿にそんなこが来るわけないでしょう。」




「猿言うな！くそちび！」



「くそちび言うな！猿！」







あぁ！もうきりがない！！






「ってそうじゃなくて！あんたさ！試験できたの？」








ここからは本題だ。