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はぴねすっ!!!?

第36章 素直じゃない直


「ちやほやされて、さぞ、楽しいだろうな。




俺はな、お前と一緒にいて、辛かった。





俺はいつもお前の影。ピアノも勉強も。お前と同じラインにすらたってない。



俺は、人目もはばからず必死に努力したのに。





なのに、なのに。全部お前にもっていかれる。」






元気は俺の昔と似ていた。


違うところは、何度負けても、何を言われても構わずに、必死に努力してたところだ。

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