はぴねすっ!!!?
第40章 危険な酒パーティー
「優さん!!これ!美味しい!!」
「よかったよ。もっと食え?椿ちゃんは痩せすぎだ。」
ええ。もういくらでも食べますとも。
何この絶品料理!私だって一通り料理はできるけど、レベルが違う!
お酒のおつまみ程度に、な?とか言ってたけど。
いやいや、つまみなんて、枠を飛び越えてますよ。
お酒はもう少し食が進んでから、ということになり、まだ全員シラフ。
あ、薫はもう一缶飲んでたっけ?全く酔ってないけど。強そうだけど。
「このスープいいねぇ。何ダシ?」
「薫もできんの?」
「まぁねー。料理もできて、イケメンで、おまけにセックスもうまいなんて言ったら、モテるからねぇ~。ポイント稼ぎよ~。」
聞かなきゃよかった。
「.....椎茸.....」
ものすごくショックな顔してる晶。
「嫌い、なんだっけ?」
と聞くと、悲しそうにコクンと頷く。
か、かわいい。
「晶。椎茸は体にいいんだよ?ビタミンDがあってね?
骨とか歯とか強くするんだよ?」
なんか.....母親みたいじゃない?!!
優さんがパパ、私がママ!!
ゆ、夢の共演!!!
「.....いや。」
プイッとそっぽ向いてしまった。
「仕方ないな。食べてあげるよ。
ほら、ちょうだい?」
そういって口を、あーん、と開ける。
「.....//」
ん?何かたまってんの?