はぴねすっ!!!?
第41章 本当の目的。
「いやぁ。あれはすごかったねぇ。」
「お前、他人事のようにいってるけどよ。
立派に最初っから鼻血出してたじゃねぇか。」
ま、おれもだけどよ。
「お風呂上がりました~。」
「じゃ、俺、次、入ろ☆」
俺も、何て図々しい奴らだと思う。
ソファーに眠っている黒猫のコスプレをしたままのこいつ。
や、俺は酒パが終わったら帰るつもりだったんだけどよ......
「泊まっちゃおうよー。大丈夫だから。後でちゃんと謝れば我らが姫は怒らないのよ~。」
とか薫が言うもんで......
「だいたい、失礼な態度なんて、夏からしてるんだから、今さら、『泊まっちゃたー☆キャハ?』くらいで怒らない~。」
ということで。ちゃっかり風呂まで借りてる俺らって。
ある意味大物。