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はぴねすっ!!!?

第9章 春の異変

静まり返った車内。誰もしゃべらない。

晶は心配そうに私と春をみてるし、春は目を閉じて自分を落ち着かせてるようにも見える。


あ~もう、私、バカ!

あんだけ春が怒るんだから、あんな逆ギレみたいに聞いていいことじゃなかったはず。

それに



春の言う通り、だ。


人にずけずけ聞いときながら、自分のことは話せない。ずるいよ、私。


私に助ける資格なんてないのかもしれない。

でも

助けたいって思うのは、いけないんだろうか。


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