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私とキミの恋愛事情

第13章 朝

*愛衣side

「ふぁ…」
朝。
いや…正式には早朝。
まだ4時くらい。
お兄ちゃんが起こしに来た。
「おはよう」
笑顔で言うお兄ちゃんがしたいこと。
私は分かっている。
「うん、おはよう…」
そう言うとお兄ちゃんはキスをしてきた。
朝から何なんだろう、とか考えながら
私はキスに応えた。

「ん…ぅ…」
お兄ちゃんは早くも下の方に手を伸ばす。
え、ちょっと早くない?と思いつつも抵抗はしない。
抵抗したって、力で負けちゃうことも
知っているから。

「愛衣…」
「何?」

何だかよく分からない気まずいふいんきが流れる。
静寂を破ったのは、お兄ちゃん。


「昨日の夜、誰かとヤった?」

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