私とキミの恋愛事情
第3章 兄と私…
「んん…」
キスされた。
軽く。
「こういうのは実践した方が分かりやすいぜ?」
妖笑しながら言うお兄ちゃん。
怖い…。ドス黒オーラを放ってる…。
「やっ…わ、私好きな人いるしお兄ちゃんとはヤらな…ん!?」
またキスをされた。
今度は
「んぅ…ん……」
舌混じり。
「ん……んぅ…」
嫌なはずなのに、嫌じゃない。
そしてなにより…
気持ちよかった。
「うるさい。それ以上喋ったら…。毎日ヤるからな」
やはり妖笑のお兄ちゃん。
お兄ちゃんには勝てないみたいです。
「…お前は俺で感じてれば良いんだよ…。」
そう、一言言うとお兄ちゃんは私を持ち上げて
ベッドに乗せた。
そして上から馬乗りになってきた。