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私とキミの恋愛事情

第10章 【俺】は。

「っ…ここは…」
真っ暗。
それが第一印象のこの場所。
それ以外は…。
寒い…
くらい。

「ここどこだよ」
そんな独り言呟くと急に後ろから抱きつかれた感覚が。

「っ!?」
「光くん。久しぶり」

この声は顔を見なくても、わかる。

「沙夜…」
「正解~♪良くわかったねぇ!!」

めちゃくちゃハイテンションなコイツ
だがコイツは…
「お前、1年前に死んだはずじゃ…」
「うん。死んだよ。」
は?って言いたいところを押さえる。
死んだなら何故今いるんだ?
コイツは馬鹿なのか…?

そう考えているとソイツは。

「ねぇ、光くん?私と…約束しよ」

「は?何のだよ」

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