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彼は姫のとりこ

第13章 不安


それから3日
秀平は学校へ来なかった

今日も来ないのかな…

もうすぐ一時限目が始まる

ガラガラ

「すいませんっ!!」

入ってきたのは秀平だった

目が合うとニコッと
笑ってくれた

ほら…
大丈夫だよ…

授業が終わり
真っ先に秀平のもとへ向かった

「秀平!」

「おぅ!久しぶりだな」

「あのさ…前門にいた女の子ってさ…」

「さくらのコトか?」

「うん…」

「もしかしてヤキモチ?」

「そうだよっ//なんで3日も休んだの?」

「あー、いろいろ忙しくてさ」

誤魔化したのが
分かってしまった

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