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チーズケーキ

第9章 邪魔モノ

みんなで出かけたあの日からもう2ヶ月がすぎていた


「なぁジュンジュン今日早く上がってええ?」



バイトに来て早々桜がそう言った



「え?どうして?」



「んーちょっと、サークルの集まりがあるんよねー」



最近桜はサークルに入ったみたい



「仕方ないわねー。どうせまた飲み会でしょ?遅くなっちゃダメよ?終わる前に連絡ちょうだい?迎えにいくから」



「ありがとう!!ジュンジュン大好き!!!」



ちゅっ///

頬にキスをした桜は嬉しそう


「ちょっ///仕事中!!」



いくら厨房とはいえ、フロアにはお客様がいるってのにこの子は…///











「じゃあお疲れ様でした!ジュンジュンまた連絡するねー♪」



「気をつけてね!」








正直、桜のサークルは飲みサークルみたいなもの。何サークルだっけ?写真だったかな?サークル活動ってより夜ご飯会が多い感じ。



本当はそんなとこにほいほい行かせたくもないんだけど、ちょっと大人の余裕を…ね(笑)






なんていいつつ…




桜からのメールで隣町の居酒屋まで迎えにきたんだけど
ね(笑)



なによ。過保護?いいじゃない!心配なのよ!!可愛くてエロい桜に変な虫がつくんじゃないかってね!!




あ…でてきた



「桜!…」



桜の後ろから出てきた男が桜の肩に手を回した



「ちょっ!!」
「もー辞めてやー重いーー!!」



思わず止めに入ろうとしたら桜が嫌そうにその男をはらっていたわ








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