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チーズケーキ

第10章 このキモチ…。


夜お店を閉める30分前


「え?!そうなの?わかったわじゃあそっちいくから!」



「どうしたん?」


電話に出たジュンジュンが慌てて用意をしだした


「なんか2号店でトラブルがあったらしいのよ!優も今取引先に出ててスタッフが少しパニックだからちょっと行ってくるわ!あとはこっちは閉めるだけだから2人ともお願いしていい?」



「わかった!気ぃつけてな!!また連絡して!」


「了解です!」



うちと那津はジュンジュンを見送った




「大丈夫かな?何があったんやろな…」


「純平さんが行ったから安心でしょ!俺らは店閉めて帰ろう」


「うん」





それからお客様が帰られて閉店作業をした



「じゃあお疲れ様!本当に桜ちゃん送らなくて大丈夫?」


「うん!もうちょっと用事あるし、ジュンジュンに鍵渡さなあかんから待ってる!那津は帰って!」



「んー本当は居たいけど、今日は帰るよ(笑)じゃあまた明日」



「お疲れ様ー」






那津が素直に帰ってくれてちょっとホッとした




一緒に働いてみてわかったことやけど


なんやかんやゆーて那津はうちが


ほんまに嫌がる事はしやんといてくれてる気がする







あれ?ってことは






うちスキンシップ嫌じゃないって事…


なんかな…?






思い出してドキドキした








やっぱりおかしいわうち…///




熱あるんやろか///




控室みたいな小さいスペースで椅子に座ってるとジュンジュンの脱ぎ捨てたコックコートが目についた









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