テキストサイズ

幼馴染みは美少年

第14章 桜の木の下で

「たっちゃん…誰も見てないよ…」


遼一は上目遣いで俺を見た。


遼一の髪に桜の花びらが付いていた。


俺はそれを指で救い取りながら前髪を除け、そっと口付けた。


「遼一…俺の気持ちは変わんねえから」


「うん…」


遼一は嬉しそうに頷いた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ