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幼馴染みは美少年

第16章 男でもなく女でもなく君だから

時々、女の子達が話し掛けてくる。


俺達は全く相手にせず二人だけの時間を楽しんでいた。


時折遼一がテーブルの下で指を絡めてくる。


その度に俺はギュッと手を握り返した。


「俺ちょっとトイレ…」


席を外し、戻ってくるとさっきまで俺が座っていた席に三十路過ぎくらいのサラリーマン風な男が座っていた。






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