テキストサイズ

幼馴染みは美少年

第20章 ひとりぼっちのグアム

どれくらいそうしていたのだろうか…


夕日が赤く染まり海に沈もうとしていた。


めちゃくちゃキレイで…キレイで…泣けた。


遼一に見せたかった。


遼一と一緒に見たかった。


どうしてこうなったか分からないが、


『たっちゃんなんかキライだ』


の最後のラインが胸に突き刺さり、女性モデルの部屋に消えて行った遼一の背中が頭から離れなかった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ