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「萌ちゃん、今日は沢山食べていってねー」


「はいっ」


ある日の我が家の晩ご飯だ。


成瀬さん…萌とはすっかり家族公認の中でこうしてウチの夕飯もよく一緒に食べていく。


お袋もかなりのお気に入りで、結婚はまだかとせっついてくる。


遼一からは何の連絡もない。


あれから二年が経っていた。