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幼馴染みは美少年

第10章 浜辺の一番

「仕方ねえな、貸してみ」


日焼け止めを遼一から取り上げ、肩から背中にたっぷり擦り込む。


ツルツルとしたハリのある肌に無駄のない曲線。


括れた細い腰は思わずゆっくりと撫でるように感触を楽しんでしまった。


「たっちゃん、くすぐったい…」


「わりぃ…、おしっ、オッケー、行くぞ」


「うん、ありがとう!」


ニコッと可愛い笑顔を見せ、俺達は駆け足で海まで真っしぐらだ。


砂浜がジリジリ熱くて、俺の心と一緒だ。



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