優しくしないで
第24章 後ろ髪……
……キスを…した……
あ……その前に…
「告白……したよな…俺」
泣き顔の留美ちゃんに…キスをして…
何事もないように、彼女を家まで送った……
「じゃぁまたね…。
あっ…明後日は、予約少ないから。手話の勉強早めに見てあげられるよ?」
『えっ…!あっ!!!
はい……行きます………』
留美ちゃんは…顔を真っ赤にしていた
少しづつでいい……
俺を意識して…くれれば…
いいなぁ…
今……アパートに帰ってきて
ソファに座り……
顔を両手で包み…………
照れる―――――――…
「////告白…
したんだよな…/////」
勢いとは言え……
好き……
の二文字は……
トイレ姿を見られるよりも…恥ずかしい…かも…
しかも…ジワジワと…
恥ずかしさや…年齢や…見た目や…
なんやかんや…気になりだし…
倍…恥ずかしくなっていく…