私はあなたを許さない
第14章 「俺を信じろ」
光明「…懐かしいな」
夏祭り
幼い頃はよく行っていたが
社会人になってからは全く行かないよう
になっていた
勉強で忙しかったし事件の後は特に
友達と騒いで楽しむ余裕なんて全くなか
った
光明「すいません」
屋台主「いらっしゃい」
光明「焼きそば、一つください」
屋台主「300円です」
光明「じゃあ調度で」
屋台主「はい調度、ありがとうございま
す」
夕飯代わりに
屋台で焼きそばを買い食べながら歩いた
食べ歩きなんて普段なら絶対
恥ずかしくてやらないが
夏祭りでは
食べ歩きなんて当たり前で
周りに見られて恥ずかしいなんて感情は
不思議となかった
光明「…あっ」
焼きそばを食べながら歩いていると
光明はある物に気づいた
それは…