無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

哲男「ハァハァ…ここまで来れば…ハァ
大丈夫かな…」

希「あの…ありが…」

哲男「ってか…お前もバカだよな」

希「えっ？」

哲男「あんな男、まともに話して通じる
相手じゃないのに…」

希「…だって」

哲男「これからは気をつけろよ」

希「…っ」


バカにしながらも
希を心配して助けてくれた哲男
女癖が悪くて問題児で、いい加減だけど
でも…


哲男「…」

希「ありがとう」

哲男「？」

希「さっき…助けてくれて…」

哲男「当たり前だろう」

希「…！？」


座っていたのに
急に立ち上がり希に近づいて来た哲男
そして…


哲男「…」

希「なっ…何…」

哲男「彼女を守るのは彼氏の役目、だろ
う？」

希「だから彼氏、！！」


反論するも
ぐっと顔を掴まれ
またも哲男にキスをされてしまった希

哲男とのキス
二回目だからか不思議と…


哲男「おやすみ、希」

希「…」



不思議と嫌ではなかった…