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光明「俺のせいで君の両親は…俺があの
時、止まっていれば…」

希「っ…」

光明「何度も…何度も死のうとしたんだ
だけど…だけど死ねなかった…」

希「…先生」

光明「ここまで生きてきちゃった…」

希「…」

光明「でもきっと…君に会う為だったん
だね…」

希「私に会う為…」

光明「君に会って…君の為に死ぬ為に…
その為に俺は今日まで生きてきたんだね
きっと…」

希「っ…違っ…違うよ…」

光明「ありがとう…君に会えて良かった
君を好きになれて本当に…」

希「先生…」


事故の真相
光明が加害者でないと知り
自分が光明に言った事を後悔していた希
だけど
変な意地からか
光明に謝罪する事は出来なかった

もしこの時
光明に謝罪出来ていたら…


光明「さっ、夕飯作らないと…」

希「…」


あんな風にはならなかったかもしれない
あんな風に後悔する事は…