テキストサイズ

私はあなたを許さない

第8章 「自己紹介がまだだったね」



知哉「美味い、さすがは光明」

光明「…」

知哉「おかわり」

希「あっ…はいっ!!」

光明「兄さん…」

知哉「食費は払ってるんだから別にいい
だろう」

光明「そうじゃなくて…彼女は」

知哉「わかってるよ」

希「はい、おかわりどうぞ」

知哉「ありがとう」

光明「…」


わざとではないが
召し使いに慣れていた知哉は
自分で動き行動するという事に慣れてい
なかった
だから平気で召し使いでもない希を
こき使う事が出来たのだ

でもそれを
光明は許す事が出来なかった


光明「…」

知哉「希ちゃん」

希「はい」

知哉「明日、学校終わってから何か予定
ある?」

希「いえ、別に…」

知哉「じゃあちょっと付き合ってよ」

光明「兄さん!?」

知哉「別にいいだろう、心配なら光明も
一緒に来れば」

光明「…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ