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知哉「謝ったら許してくれる？」

希「えっ？」

知哉「光明の事、許してくれる？」

希「先生を？」


意味がわからなかった
光明が何故、自分に謝る必要があるのか
教師でありながら生徒である自分と
一緒に暮らしているからか
それとも…

それとも
自分の知らないだけで
光明には何か秘密があるのか…


希「…」

知哉「ごめんね、変な事言ったりして…
別に深い意味はないから」

希「…」

知哉「そろそろ帰ろう」

希「…はい」


それから
夕飯の買い物をし
家に戻った二人
家に到着すると、すでに光明が夕飯を作
り終え
二人が帰って来るのを
ずっと待っててくれていたようだ


光明「兄さん、遅くなるのは勝手だけど
彼女はまだ未成年なんだから」

知哉「ごめん」

希「…ごめんなさい」