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光明「色々あるとは思いますけど一度…
彼女と会って」

女性「何度も言いますけど会っても話す
事はありませんから」

光明「でも、あなたは彼女の」

女性「いい加減にしてください、あの子
にはもう関わりたくないんです…」

光明「そんな言い方…」

女性「失礼します」

光明「あっ、ちょっと！？」


いつもこんな感じで
一方的に電話は切られてしまう
彼女の進路、今後の事を真剣に考える為
にも
きちんと親戚の人達の考えも聞きたいの
だが…


光明「…」


こんな電話
彼女の前で出来るわけもなく
親戚と仲が悪い事を知っていながら
彼女に親戚と会わせ話しをさせるわけに
いかず…


光明「…」

希「ただいま」

光明「…おかえり」


今日もまた
何もなかったように
知らぬそぶりをするしかなかった

彼女の為に…