secretroom~秘密のひととき~
第16章 少し失礼します。
【美紀side】
今、私の隣に翔がいる。
この状況がすごく嬉しい。
繋いでいるこの手も、
一緒にしゃべっているこの空間も、
今までだったら絶対にあり得なかった。
翔「どしたの?」
美「幸せだなぁ、って思って。」
翔の前なら、どんなことでも言える。
翔「そんなに俺のこと好き?」
美「そんなこと、言わなくても分かるでしょ?」
翔「えっ?全然分かんない。」
私に言わせようとしてる。わざとらしいなぁ(笑)
私は、翔の前にたって、ありったけの勇気を使って言う。
美「…大好き…。」
その瞬間。
翔に腕を引き寄せられ、抱き締められた。
美「ちょっ!ここ、人前!」
翔「いいじゃん。だって今日は、
クリスマスイブでしょ?」
美「…そぅ、だけど、…」
翔「美紀、
帰ってきてくれて、本当ありがと…」
ううん。私ほうが、お礼を言わなきゃ。
美「翔…。」
翔「ん?」
美「私のこと、ずっと待っててくれて、ありがと。」
翔が、私の頬に手を当てる。
あっ、と思った瞬間に、
私達の唇は、重なった。
今、私の隣に翔がいる。
この状況がすごく嬉しい。
繋いでいるこの手も、
一緒にしゃべっているこの空間も、
今までだったら絶対にあり得なかった。
翔「どしたの?」
美「幸せだなぁ、って思って。」
翔の前なら、どんなことでも言える。
翔「そんなに俺のこと好き?」
美「そんなこと、言わなくても分かるでしょ?」
翔「えっ?全然分かんない。」
私に言わせようとしてる。わざとらしいなぁ(笑)
私は、翔の前にたって、ありったけの勇気を使って言う。
美「…大好き…。」
その瞬間。
翔に腕を引き寄せられ、抱き締められた。
美「ちょっ!ここ、人前!」
翔「いいじゃん。だって今日は、
クリスマスイブでしょ?」
美「…そぅ、だけど、…」
翔「美紀、
帰ってきてくれて、本当ありがと…」
ううん。私ほうが、お礼を言わなきゃ。
美「翔…。」
翔「ん?」
美「私のこと、ずっと待っててくれて、ありがと。」
翔が、私の頬に手を当てる。
あっ、と思った瞬間に、
私達の唇は、重なった。