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secretroom~秘密のひととき~

第13章 『非』日常生活

二「遊びに来ました。」

憂「えっ?どうやって入ったの?」

二「今日は、女性の警備員で、ラッキーでした。(妖笑)」

あ……。そういうことか。

憂「意外と、そういう感じなんだ…」

二「そういう男は、嫌いですか?」

憂「嫌い…じゃないけど…。」

パソコンに向かい直し、タイピング再スタート。

ニノさんは、キャスター椅子に座り、横から覗いてる。

30分後…


憂「終わった~!!」

精一杯伸びをする。

これで、家に帰れる。

あ、そういえば、…

憂「ニノさん、?」

二「えっ、あぁ、終わりましたか?」

憂「はい、帰ろ♪」

二「その前に、」


ニノさんは、私の腕をつかんでる。

二「もう、理性がもたない…。」


その意味が分かる頃には、もう私はニノさんとキスしていた。


軽いリップ音だけが部屋に響く。

憂「…どうしたんですか…?急に…」

ニ「…すいません。眠くておかしくなった…」

そう言う、ニノさんの顔は、どこか悲しそうだった…。

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