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Extraordinary.

第1章 弾けました。

後ろから声が聞こえた。
僕は振り返り答えた。

「あぁ、あなたがご主人ですか。一体なぜ?」

ご主人と思しき人はゆっくりとその場にあった椅子に腰を下ろす。
年は60台と言ったところか。顔には気力がないように思えた。

「あんたも聞くのかい。その理由を。」

僕は、何かとんでもない事を聞いてしまった気がした。


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