好きになってごめん…
第13章 別れ
【あんなside】
卒業式も、あっけなく終わり、春休み。
春休みは、短くて1週間半位しかないから、少し困る。色んな意味で。
そして案の定、残りあと1日。
私は、翔くんを呼んだ。
翔「何?話って。」
あ「今日で、最後かも知れないから、言うね。
私、翔くんのこと好きだったんだ。」
翔「?!」
あ「“だった”なのかは、自分でも分かんないけど、とりあえず、言っておきたくて。
ごめんね、困らせて。
でも、今日を逃したら、言えないから。
ありがとう。
私、君が初恋で、良かった…。
本当に。」
これ以上、君といたら、もう想いが止まらなくなる気がして。
私は、自分から離れることを決めた。
翔「…もっと早く言っとけば良かった。」
聞こえるか、聞こえないか位の声で君は、呟いた。
えっ?と聞き返す前に、私の口は塞がれた。
翔くんの唇によって…。
キスしてた時間は、すごく短いのに、それが何分にも思えて。
離れたあと、君が
「俺の気持ち。」
って言った。
翔くんは、夏乃がいるから好きってことをあえて口に出さなかった。
でもね、キスは、ひどいよ…?
こんなことされたら、忘れられなくなるじゃん。
ファーストキスなのに…。
卒業式も、あっけなく終わり、春休み。
春休みは、短くて1週間半位しかないから、少し困る。色んな意味で。
そして案の定、残りあと1日。
私は、翔くんを呼んだ。
翔「何?話って。」
あ「今日で、最後かも知れないから、言うね。
私、翔くんのこと好きだったんだ。」
翔「?!」
あ「“だった”なのかは、自分でも分かんないけど、とりあえず、言っておきたくて。
ごめんね、困らせて。
でも、今日を逃したら、言えないから。
ありがとう。
私、君が初恋で、良かった…。
本当に。」
これ以上、君といたら、もう想いが止まらなくなる気がして。
私は、自分から離れることを決めた。
翔「…もっと早く言っとけば良かった。」
聞こえるか、聞こえないか位の声で君は、呟いた。
えっ?と聞き返す前に、私の口は塞がれた。
翔くんの唇によって…。
キスしてた時間は、すごく短いのに、それが何分にも思えて。
離れたあと、君が
「俺の気持ち。」
って言った。
翔くんは、夏乃がいるから好きってことをあえて口に出さなかった。
でもね、キスは、ひどいよ…?
こんなことされたら、忘れられなくなるじゃん。
ファーストキスなのに…。