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会議室から恋。

第13章 第2部

坂下さんが、急に立ち、あたしの頭をなでる。

髪の毛をなおすように。

なんだか、ちょっと…怒ってる…?

いつもと違う坂下さんを、下から眺めながら、気づくのを待つ。

何も言わずに、後ろを向いて、どこかへ行ってしまった。

何…?

「バシッ!」

「いっっ!!」

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