テキストサイズ

会議室から恋。

第3章 3

「おー。坂下。お疲れ」

「お疲れ様です」

「今何時?」

「今は午後11時ですね」

「おお。わりぃな、そんな時間まで」

「いえ。あの、そちらの方は?」

「あぁ」

「資料課の杉山です。黒田さんが英語が分からないとのことで、通訳で来ましたが、必要なければ引き上げますが…」

少し嫌みをまぜて言ってみる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ