テキストサイズ

会議室から恋。

第20章 8 

だんだん力が抜け、坂下さんのシャツを必死で掴む。

やだ…。

こんなキス初めて…。

こんなに気持ちいいの…。

ワンピースがストンと床に落ちる。

恥ずかしくて、自分も座り込む。

それに合わせて坂下さんが座り込む。

「どうしたの?」

目が合う。

「恥ずかしいから見ないで…」

坂下さんの目がすごく恥ずかしいから、目をそらす。

「こっち向いて」

あごに手を置いて、上を向かされる。

「…ぅん…」

あったかい唇に唇を塞がれる。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ