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会議室から恋。

第22章 10 坂下健人

「なに…が…で…」

声が出ない。

すごく喉がかわいた。

「あたし!先生呼んでくる!」

杉山さんがそう言うと、すぐに外へ出ていった。

あれ?

なんだか見たことあるような扉。

先生?

「…びょ…いん…?」

「お前、現場で爆発巻き込まれたやろ。覚えてないんか?」

「…ああ…」

そうだった。

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