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会議室から恋。

第23章 11 

「立って。オレ右手しか使えないから。抱っこできなくてごめんね?」

手を引かれ、立たされる。

片手だけでも、力は充分です…。

「…あの…」

「ん?」

ベッドにあたしを寝かせ、覆い被さる。

「ほんとに…するん…?」

「ここまできて、何言ってるの?」

「ひゃっ!…んん…」

あたしの胸に坂下さんの顔。

まつげ長い。

舌があたるたび、反応して声が出る。

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