テキストサイズ

会議室から恋。

第26章 14

二人で顔をあわせて笑う。

近くか、電車で行けるところじゃないとダメだね。

「PPP…」

「ん?電話。黒田さんだ」

休みに入ったっていうのに、上司から電話。

大変だなぁ…。

「え?そうなんですか?…聞いてみないと…。分かりました」

ちょっと困った顔の坂下さん。

「どうしたん?」

「明日、黒田さんの家でバーベキューだって。行く?」

「へ?あたしも?」

「そう。奥さんの相手してほしいって」

「…奥さんって、結構年上やよね…?」

「うーん。黒田さんの3個上だったっけ…」

「…そもそも黒田様っていくつだっけ…」

奥さんの相手って、あたしでいいの?

会ったこともないのに?

噂では超キレイらしい。

昔、うちの会社にいたって言ってたような?


ストーリーメニュー

TOPTOPへ