会議室から恋。
第4章 4
"仕事、終わりました。今日はもう、終電終わっちゃったみたい。タクシーで帰ります"
ロッカーで、着替える。
事務所は、黒田様の上だけ、電気がついている。
今日も、黒田様が一番最後だ。
私服のワンピースに着替え、もう一度事務所に戻る。
「お疲れ様です。お先に失礼します」
「ん?あぁ。まだおったんか?気つけて帰れよ?」
「はい。…あれ?」
黒田様が覗き込むパソコンに、坂下さんが映っている。
「あぁ。海外と一緒に仕事するって、大変なんやって」
「時差、ですよね」
「まぁなぁ」
覗くだけ覗いて、帰ることにする。
『あれ?杉山さん?』
後ろを向き、歩きかけたところをに、声をかけられる。
ロッカーで、着替える。
事務所は、黒田様の上だけ、電気がついている。
今日も、黒田様が一番最後だ。
私服のワンピースに着替え、もう一度事務所に戻る。
「お疲れ様です。お先に失礼します」
「ん?あぁ。まだおったんか?気つけて帰れよ?」
「はい。…あれ?」
黒田様が覗き込むパソコンに、坂下さんが映っている。
「あぁ。海外と一緒に仕事するって、大変なんやって」
「時差、ですよね」
「まぁなぁ」
覗くだけ覗いて、帰ることにする。
『あれ?杉山さん?』
後ろを向き、歩きかけたところをに、声をかけられる。