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会議室から恋。

第5章 5 坂下健人

事務所を出たところの壁に、日本時間とアメリカ時間の時計が掛っている。

そこを、見た。

日本の時間を計算するには、疲れた。

日本は、昼。休みといえど、もう、起きたかな?

ケータイを取りだす。

”もう、起きました?”

5分しないうちに、メールが返ってくる。

”はい。どうも調子が悪くて、布団に入っています”

昨日、遅くまで仕事をしていたからか?

すぐ、アドレス帳を開いた。

この前、メアドと一緒に送ってくれたケー番。

思わず、発信していた。

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